■■ テ ニ ス ラ ケ ッ ト ■■
ラケットは、テニスプレーヤーにとって常に最大の関心事です。 ラケットを変えることにより、プレースタイルにも変化がでることがあります。 そして、ラケットの変革の歴史がテニスの変革の歴史といっても過言ではありません。
■■ ラケットの歴史
ラケットの素材は、30数年前までは木でしたが、1970年台にはアルミ・スチール・カーボン(グラファイト)素材のものが出てきました。それに伴い、大幅な軽量化ができ、面の大きさも70平方インチ前後から、110平方インチ程度にまで大きくなりました。いわゆる「デカラケ」の登場です。更に、1980年代中ごろには、フレーム厚30ミリ程度の厚ラケが登場します。
これら、デカラケや厚ラケは主流にはなりませんでしたが、大きさと厚さの極端な部分を経験することによって、ラケットは洗練されていき、現在はフレーム厚22〜25ミリ、フェイス面積が100インチ程度のものが主流になっています。
ラケットの性能向上に伴い、ラケットをはやく振り抜くことや、スピードのあるボールを打つことが以前より簡単にできるようになったため、ボールの打ち方も昔とは劇的に変わっています。テニスはよりスピードとパワーが求められる競技へと変化しているのです。(テニスの変遷・参照)
■■ ラケットの規格
| 項目 | フレームの大きさ(最大) | ストリングス面(最大) |
|---|---|---|
| 全長 | 81.28cm | 39.37cm |
| 全幅 | 31.75cm | 29.21cm |
■■ グリップの太さ
日本に流通しているラケットのグリップサイズは主に1・2・3になります。
一般的に女性は1・2。男性は2・3を選ぶことになります
■■ フェイスの面積
フェイスの大きさは様々ですが、代表的な2種類の大きさの特徴は下記のとおりです。
| 項目 | Merit | Demerit |
|---|---|---|
| 110インチ程度 (大きめ) |
多少真ん中を外しても、スウィートエリアが広く、ミスショットを減らしてくれます。小さいフェイスサイズに比べ反発力が高くボールの飛びが良いです。それに加えスピンのかかり具合も多少良くなります。初心者やパワー不足に悩むプレーヤー向け。 | 小さいフェイスサイズに比べ、打球感やコントロールが多少低くなります。これはハードヒットしたときにより感じられます。 |
| 95インチ程度 (小さめ) |
大きいフェイスサイズに比べ張るストリングの長さが短く済みます。つまり、インパクト時のストリングの遊び(伸び)が大きいフェイスサイズのラケットに比べ、遊び(伸び)が少ない分、より感触はダイレクトになり、コントロールも良くなります。より繊細な感覚を求める中上級〜上級者向けといえるでしょう。 | 大きいフェイスサイズのラケットに比べ反発力が低く、スピンのかかり具合が多少低くなります。スウィートエリアが狭いので、コンスタントに真ん中(スウィートスポット)で打てるようでなければ難しく感じるでしょう。 |
■■ フレームの長さ
いま発売される新製品のほとんどが長ラケです。 従来の長さ(27インチ)にこだわってラケットを選ぶと選択肢が少なくなる状況です。 これからテニスを始める人は、27.5インチを標準の長さと考えると良いでしょう。
